ラスタDEMデータから勾配、斜面方位、曲率、微分値などを算出します。
入力ラスタ名と出力したい項目にそれぞれラスタ名を指定します。
“Minimum slope value”は斜面方位を計算するときの傾斜下限値をパーセントで指定します。
※
- 斜面方位は東が0の反時計回りですが、0はどこにも向いていない平坦面で使用され、東は360になります。
- 出力結果をr.flowで使用する場合はDEMデータと解像度を一致させておかなければいけないので、
“Do not align the current region to the elevation layer”(-aオプション)を使用します。
斜面方位を矢印で表示(d.rast.arrow)
斜面方位はラスタ表示ではわかりにくいので、矢印で表示することもできます。
あらかじめモニタ画面を立ち上げておいて、d.rast.arrowで斜面方位のラスタデータを指定して実行すると矢印が表示されます。
gis.mでのメニュー
[Raster]-[Terrain analysis]-[Slope and aspect]