v.in.ascii

GRASSが対応するテキストデータを読み込みます。

結構いろいろな形式に対応することができるようです。

テキストデータの書式の詳細はhttp://grass.itc.it/grass60/manuals/html60_user/v.in.ascii.html参照。

単純に2次元のポイントデータを読み込む場合のサンプル

-12401.550|-33513.320
-11796.440|-32277.580
-11314.310|-33533.280
-11379.360|-33670.000
-12310.050|-30800.840

“Name of output vector”で指定するベクタデータに、既存のものを指定することはできません。

上記の例では、区切り文字に”|”を使用していますが、これはオプションの”field separator”の項目で変更することができます。

X、Y座標が入れ替わっている場合は”Number of column used as x(y) coordinate (first column is 1) for points mode”の項目で変更することができます。

ラインデータを読み込む場合のサンプル

ORGANIZATION: 
DIGIT DATE:   
DIGIT NAME:   
MAP NAME:     L1
MAP DATE:     
MAP SCALE:    1
OTHER INFO:   
ZONE:         0
MAP THRESH:   0.000000
VERTI:
L  10 1
 -41706.093 -53371.685 577.002
 -41674.292 -53394.754 535.168
 -41674.638 -53395.677 537.268
 -41675.113 -53396.586 538.977
 -41675.005 -53396.253 538.457
 -41674.790 -53395.089 536.258
 -41674.738 -53394.470 535.408
 -41674.907 -53394.003 534.888
 -41677.996 -53387.710 532.108
 -41678.404 -53387.426 532.108
 1     1         

この形式のファイルを読み込む場合は”output format”の項目を”standard”に変更します。

11行目の文字を変えることで、要素の種別を変更することができます。

gis.mでのメニュー

[File]-[Import vector map]-[ASCII points or GRASS ASCII vector]

アーカイブ