ベクタデータをラスタライズします。
意外にややこしいコマンドです。
“Source of raster values”(use=
)の項目はラスタライズした後のピクセル値に
何を使うかを指定します。
- “attr”は属性テーブルから指定した値を使います。
これを指定した場合は”Name of column for attr parameter”(column=
)を指定します。 - “cat”を指定するとラスタデータのカテゴリラベルとして属性を使用します。
この場合は”Name of column used as raster category labels”(labelcolumn=
)を指定します。 - “val”を指定した場合は”Raster value”(
value=
)の値を指定します。 - “z”を指定した場合はベクタデータのZ値を使用します。
したがって、ベクタデータは等高線かポイントデータである必要があるそうです。 - “dir”を指定した場合は、ベクタデータは流水経路として扱われます。
なので、ラスタライズしたあとの色は方向を表すようです。
したがって、入力データはラインデータである必要があります。
肝心のラスタライズでの地上解像度はおなじみリージョンの設定で決まります。
ピクセルの地上解像度を調節する場合はあらかじめリージョンを適切に設定しておきましょう。
gis.mでのメニュー
[File]-[Map type conversions]-[Vector to raster]